チョーキング以外に外壁が汚れてしまう原因

築10年を超えていくと外壁の汚れが徐々に目立ち始めます。

外壁を毎日毎月掃除するのは難しい上に、掃除しても経年劣化で綺麗できないこともあります。ここではチョーキング以外に外壁が汚れてしまう原因をご紹介致します。

 

①排ガスや塵

空気中に含まれる排ガスや塵は外壁に付着します。その為、雨に当たらない場所はこれらが付着したままになるので、洗い流すことが不可能になります。その為、時間が経つにつれて外壁が黒くなり、汚れが落ちにくくなることがあります。酷い場合は業者に清掃をお願いする必要があります。

 

②湿気

日陰になっており、日光が当たらない場所は湿気が溜まります。新築の外壁は防水素材が使用されているので心配する必要はありませんが、経年劣化すると防水性が落ちていきます。湿気が溜まると外壁に藻やカビが発生し始め清掃が困難になる可能性があります。

 

③凹凸がある外壁

凹凸がある場合は雨が降っても、外壁に付着した排ガスや塵が自重で流されなくなります。また、雨や空気中には油成分が含まれているので、流されずに蓄積し続けると外壁とくっついてしまう可能性があります。凹凸部分だけ黒くなっていたり、汚れているのはこれが原因です。

 

④経年劣化

外壁の塗料は劣化していきます。塗料は見栄えを良くする為以外にも雨水による腐食や紫外線による劣化を防止する役割があります。劣化すると汚れが付着しやすくなる上にカビが発生しやすくなります。外壁が変色していたり、触った際に粉末状の物(チョーキング)が手についた場合は、業者に依頼する必要があります。